⇒鬼滅の刃12巻のネタバレ感想記事はこちら
「鬼滅の刃」は、家族を殺された鬼狩りの剣士・炭治郎と元人間で今は鬼の禰豆子、2人の兄妹の物語です。炭治郎の目的は、唯一生き残った妹を人間に戻すこと。
そのために、強い鬼と戦い、その血を手に入れることで人間に戻る薬が作られるのを待っています。
時には禰豆子も炭治郎や仲間の剣士達と戦い、共に鬼狩りをします。
とうとう11巻では、遊郭に潜んでいた鬼=無惨の直属の部下である上弦の鬼・妓夫太郎と堕姫の兄妹との戦いが決着を迎えます。
- 炭治郎ら満身創痍で2体の鬼と対峙
- 同時に頚を斬り落とすことに成功、鬼を倒す
- 上弦の鬼を倒したことで、鬼殺隊本部でも歓喜の声
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鬼滅の刃の11巻には、9話収録されています。
ストーリーが気になる方のために、簡単ではありますがあらすじをまとめてみました。
目次
漫画|鬼滅の刃11巻(第89話〜97話)3行ネタバレ

89話|混戦
- 妓夫の動きの早さに加え、毒のせいで思うように攻撃ができな宇髄
- 雛鶴、特殊なクナイ(忍者が使う小さな刀)で援護
- 毒で弱ったところに、炭治郎と宇髄の連携攻撃!
90話|感謝する
- 妓夫太郎が雛鶴を狙う
- 炭治郎、ギリギリのところで雛鶴を救出
- 妻を救われた宇髄、妓夫太郎の隙をついて後ろから攻撃
91話|作戦変更
- 堕姫になかなか攻撃できない善逸と伊之助
- 炭治郎が加勢する
- 伊之助の攻撃、炭治郎と善逸の援護で堕姫の頚を斬る
92話|虫ケラボンクラのろまの腑抜け
- 再生を止めるため、堕姫の頚を持って走る伊之助
- 妓夫太郎が伊之助を追いかけ、刺す
- ボロボロの炭治郎、咄嗟の機転で最後の反撃!
93話|絶対あきらめない
- 妓夫太郎を助けようとする堕姫の前に善逸が立ちはだかる
- 善逸の奥の手が堕姫の頚を捉える
- 炭治郎には、片腕を失い毒に侵されたはずの宇髄が加勢
94話|何とかして
- 妓夫太夫の鎌が炭治郎の顎を貫通するが、そのせいで逆に固定されてしまう
- 炭治郎、全身の力で頚を斬る
- 善逸の刀に加えて、復活した伊之助も堕姫の頚を落としにかかる
95話|最期
- 頚を斬った後、周辺は爆発で壊滅状態
- 毒がまわっている炭治郎達の体を、禰豆子の血鬼術が治療
- 禰豆子を人間に戻す薬を作るため、上弦の鬼の血を無事回収
96話|何度生まれ変わっても(前編)
- 体が崩れる直前に罵り合う妓夫太郎と堕姫
- 炭治郎は「殺しきた人には憎まれるだろうけど、兄妹2人だけは罵り合ったら駄目」と諭す
- 妓夫太郎が鬼になった経緯が判明
97話|何度生まれ変わっても(後編)
- 「生まれ変わっても妹になる」兄妹の絆を確認しながら滅びていった妓夫太郎と堕姫
- 上弦の鬼を倒したことで喜びを隠せない耀哉
- 上弦の鬼の死は、無惨の下にも届いていた
漫画|鬼滅の刃11巻(第89話〜97話)の感想

9巻から始まった遊郭の鬼との戦いがやっと終わりました〜長かったですね。
「やっと倒したか?」と思っても、鬼は再生するし、鬼殺隊の面々がやられては立ち上がり、1人が倒れたらまた別の誰かが・・・を繰り返し、ようやく掴んだ勝利です。
この戦いで収穫が大きかったのは、恐らく炭治郎です。彼は、水の呼吸と日の呼吸をうまく混ぜ合わせて動くというのを、土壇場で成功させました。
戦いながらも進化していくので、勿論修行のおかげもありますが、できなかったことがどんどんできるようになってきます!
鬼も急所である頚を斬ってもすぐに死なない、というのが多くなってきましたね。かつては頚がない鬼、頚の部分が異常に硬い鬼も出てきましたが、今回の鬼は2体同時に頚を斬る必要がありました。
鬼殺隊1人だけだったら、いくら柱であっても今回の鬼を倒すことはできなかったでしょう。今後強い鬼に立ち向かう時は、複数で動かないといけませんね。
大人数の方が攻撃力が上がるだけではなく、色々な角度から攻撃できますし、このような2体同時に斬るという条件もクリアできます。
ただ強い人が参戦すれば良い、というわけにもいかないので、これからの戦いはもっと戦略的にいかねばなりません。それにしても、今回は皆傷が深かったです。
炭治郎は、妓夫太郎に下から顎を鎌で刺されました。
炭治郎の顎に鎌が引っかかったおかげで妓夫太郎の動きが封じられたのですが、見ていて1番痛々しかったです。
堕姫の頚を持って逃げた伊之助も、後ろからブスリと一突きでした。
運よく心臓に刺さらなかったら死には至りませんでしたが、毒もあったし、かなりの重傷です。「雷の呼吸 壱の型」しか使えない善逸は、今回「神速」という足に非常に負担のかかる攻撃をしたため、両足骨折です。
善逸は遊郭の屋敷のお手伝いの最中に堕姫と諍いがあった後眠っており、その後寝ながら戦っています。
真面目な戦いのシーンでも、度々善逸が眠っていることを現すために鼻ちょうちんが描かれていました。読者が忘れがちな「善逸は戦っているけど眠っている」を忘れさせないための、作者からの気遣いでしょうか。
普段を知る伊之助も「お前なんかすごいいい感じじゃねーか!!どうした!?」と言われるくらい動きが良かったですね!
その分、起きたら周辺瓦礫だらけ、自分は血だらけのうえに両足骨折しているんですから、寝ている時と起きている時の落差が激しすぎても仕方ないかも。
でも、1番人間離れしていたのは、やはり宇髄。他の3人とは、ポテンシャルが違いますね。
自分で心臓を停めちゃう→毒の流れを停めるためで、筋を使ってで心臓の動きを停止させる。これに妓夫太郎が騙されたことがあり、隙をつくことができた。
片腕で攻撃を跳ね返す→左腕を切られ毒が残った状態でも、妓夫太郎の動きを先読みし、攻撃を全てはじく。
こんな芸当、できる人はそういません・・・。
鬼は何度でも再生するけど、人間は腕だろうが目だろうが失ったらそれまで。
だから人間の方が圧倒的に不利な状況で戦っているんだ、と炭治郎が言ったことがありますが、ここまで重傷を負っても人間が諦めずに動くんですから、鬼側もさぞや驚いたことかと思います。(決して、鬼に同情しているわけではないです!ただ、人間なのに並みの人間じゃないことをやってのけるから凄いってことです!)
さて、お館様こと耀哉曰く「100年膠着状態だった」鬼狩りが、上弦の鬼を倒したことで大きな1歩を踏み出しました!
妓夫太郎と堕姫が柱を16人殺したと言っており、煉獄を倒した猗窩座も複数の柱を殺したようなことを言っていたので、鬼殺隊がこれまでたくさんの命を失ってきたことは想像に難くありません。
命を落とした者を出すことなく上弦の鬼を倒したのですから、耀哉の喜びも相当でしょう。
残るのは上弦の鬼が5体、そして無惨。
鬼殺隊の戦力は、柱が7名。
今後は総力戦になっていくのでしょうか?まだまだ階級としては低い剣士の炭治郎が、どこまで上弦や無惨との戦いに踏み込めるかが今後の関心事です。
まとめ
以上が「鬼滅の刃」11巻についてのまとめです。
日の呼吸を操れるようになってきた炭治郎。始まりの呼吸とも呼ばれる日の呼吸を使えるのは、今のところ炭治郎だけなので、これが鬼に対する起死回生の一手に繋がるのでは?と期待されます。
12巻ではどんな戦いが炭治郎を待ち受けているのでしょうか。その他の柱に戦いぶりも気になるところです。
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