「鬼滅の刃」は、鬼舞辻無惨という始まりの鬼に家族を殺され、妹・禰豆子を鬼にされてしまった少年・炭治郎が主人公です。
心優しい炭焼き小屋の息子は、禰豆子を元の人間に戻すため無惨を倒すことを誓い、剣を持ち、鬼狩りとなりました。
1〜8巻までは、炭治郎が入隊した鬼狩りの組織・鬼殺隊での戦いだけではなく、共に戦う剣士達との出会いや別れ等が描かれてきました。
9巻は、炭治郎達が新しい任務に巻き込まれるところからスタートします。
- 炭治郎達3人が、遊郭で潜入捜査を開始
- 遊郭に隠れていたのは、無惨の寵愛を受ける美しい鬼・堕姫
- 炭治郎は堕鬼と戦い、それ以外のメンバーは堕鬼に捕まった人々を救う
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目次
漫画|鬼滅の刃9巻(第71話〜79話)3行ネタバレ

鬼滅の刃の9巻には、9話収録されています。
話題作のあらすじを「ネタバレになってもいいから知りたい!」という方のために、1冊分簡単にまとめてみました。
71話|遊郭潜入大作戦
- 今度の任務は、遊郭に潜む鬼を退治すること
- 先に潜入捜査をしている音柱・宇髄の妻達も探さなければならない
- あやしまれないために、炭治郎・善逸・伊之助が女装して潜入!
72話|お嫁さんを探せ
- 炭治郎、宇髄の嫁”須磨”の情報を得る
- 伊之助、宇髄の嫁”まきを”の情報を得る
- 遊郭内の屋敷でまきをは鬼に尋問されている様子
73話|追跡
- 鬼の気配を感じたが、見失う伊之助
- 善逸、得意の耳で情報収集中に泣いている女の子を見つける
- 女の子をいじめる花魁の手を善逸が掴む
74話|堕姫
- 善逸が潜入する京極屋の蕨姫花魁は鬼だった
- 無惨の期待に応えるため、たくさんの人間を喰っている様子
- 善逸が鬼殺隊と感づき、ほくそ笑む
75話|それぞれの思い
- 炭治郎達はそれぞれの情報交換するが、善逸が合流しない
- 宇髄は思った以上に危険があると察し、炭治郎達に手を引くよう伝える
- 炭治郎がお世話になった鯉夏花魁の部屋に鬼が現れる
76話|それぞれの場所で
- 伊之助、潜入捜査用の着物姿から、いつもの猪の姿に戻って行動開始
- 宇髄、鬼の気配を探り情報収集
- 炭治郎、鯉夏花魁を襲う鬼と対峙
77話|轟く
- 宇髄、鬼に監視されていた嫁の雛鶴を救出
- 炭治郎対堕鬼、水の呼吸で戦うが効果がないうえに刀も刃毀れしてしまう
- 煉獄の言葉を思い出し、ヒノカミ神楽で攻撃
78話|ぐねぐね
- ヒノカミ神楽で威力を上げたが、堕姫に大きなダメージを与えられない
- 一方の伊之助、遊郭の建物と鬼の巣を繋ぐルートを発見する
- たどり着いた先には、帯の中に眠るたくさんの人間達
79話|風穴
- 伊之助がたどり着いたのは、堕姫の食料保存庫
- 戦いながら少しづつ帯から人間を救出する伊之助
- 地上から地下まで穴を開け、宇髄が伊之助達に合流
漫画|鬼滅の刃9巻(第71話〜79話)の感想

8巻で炎柱・煉獄の死を目の当たりにした炭治郎でしたが、落ち込む気持ちをなんとか奮起させ、厳しい鍛錬も続けてきました。
そこへいきなりやって来た音柱・宇髄天元との合同任務。この宇髄という男、柱合会議で初登場しました。
その時は、怪我をしている炭治郎に向けて優しい言葉をかけるでもなく、自分の意見を言いたい放題の傲慢な人だなあという印象。
炭治郎が取り押さえられているにも関わらず無理を承知で動こうとする時に、しのぶが「血管が破裂しますよ」と忠告したら、「響きが派手でいいな!」とか嬉々として言っちゃう人です。
皿にヤバイ感じが伝わってきますね(宇髄の真横にいた恋柱・甘露寺蜜璃がドン引きしていたのにも、恐らく気づいていないはず)
8巻で煉獄の訃報を聞いた時は、強かった煉獄を倒す鬼がいるという事実を冷静に受け止めていた様子。ここはさすがに神妙でしたが・・・9巻の始めでは「俺は神だ!!!」とか言ってました。
自称「祭の神」なんだそうです。
煉獄もちょっと人の話を聞かないでどんどん話を進めちゃうタイプだったけど、宇髄も相当だな・・・と正直苦手に思っていた読者の方も多いはずです。
ですが、読み進めていくうちに、「意外とこの人って良い人かも?」と思える一幕がありました。
理由1 反省できる男・宇髄
遊郭に潜入した後、善逸と連絡が取れなくなった時に、きちんと己の行動を振り返って反省するのです。

宇髄
嫁を助けたいあまりに、判断を誤った
炭治郎達階級の低い剣士を連れてくるべきではなかった

宇髄
自分本位で伊之助と同じくらい猪突猛進タイプだと思っていたので、ちょっと意外でした。ぶっきらぼうですが、炭治郎達を危険な目に遭わせたくないから「遊郭を出ろ」とまで言ってくれるんです。
なんだかんだこの人も後輩思いのいい奴なんだなあと思いました。
理由2 嫁を大切にする男・宇髄
堕姫に監視されていた嫁の雛鶴を救い出した時の最後のひとコマ。弱った雛鶴の体をぎゅっと抱きしめている姿が印象的でした。
炭治郎達に「俺は神だが、お前達はゴミだ」と言っていた人と同一人物とは到底思えません。宇髄は弱った雛鶴の体を誰よりも心配していただろうし、本当ならば今すぐ遊郭から避難させて治療を受けさせたい気持ちもあったはず。
ただ、自分には柱の責務があるから、鬼を狩るためには雛鶴にずっと付き添うことはできない。雛鶴も夫のそんな立場を理解し、早く鬼狩りへ向かうように伝えているところが妻として素晴らしい!
「ぎゅ」のワンシーンは、そんな2人の思いが交錯するシーンだったと思います。
そんな素敵な夫婦愛を見せてもらいましたが、宇髄に嫁が3人いるっていうのは意味不明ですね。大正時代って重婚できましたっけ?
重婚どころではありません、この場合は一夫多妻。
伊之助が無事残る2人の嫁、まきをと須磨も救出してくれたことですし、4人大集合の図も見てみたいですね。そんなわけで9巻の間に、ちょっと印象が変わってきた宇髄。
筋骨隆々の逞しい腕が、二刀流の日輪刀でド派手に技を披露してくれます。一撃で地上から鬼の潜む地下まで大ダメージを与えられるのは、さすが柱!
しかも、きっかけは地下で戦っている音を嗅ぎつけたから。善逸も耳が良くて人間から出ている音で色々察することが可能ですが、宇髄はもっと違う耳の良さがあるんでしょうね。
でも、なんといっても鬼殺隊のトップ・柱なのですから、実力はまだまだこんなものではないはず!堕姫と戦っている炭治郎と合流したら、もっと華麗に、ド派手に戦ってくれると期待しております。
さて、今回の敵は花魁に扮した堕鬼。
過去に柱を7人倒し、その強さは無惨も認める程です。これまでの鬼は人間の前にいきなり現れては手当たり次第食らいつくす・・・といった感じでしたが、強い鬼になるとやり方も狡猾ですね。
無惨が人間のフリをして一般人と暮らしていたように、堕姫も姿をうまく隠しながら遊郭に潜んでいました。騒ぎを起こすことで柱を表に出そうとするのも、今までの鬼にはないやり方です。
しかも、堕姫は美しい人間は手元にキープしておいて後でじっくり食べるという嗜好なので、遊郭の足抜けという制度をうまく利用してその身柄を拘束していました。
今後炭治郎達が鬼と戦うためには、多少の推理力や洞察力も必要になりそうですね。
まとめ
宇髄と共に乗り込んで遊郭で遭遇したのは、無惨の寵愛を受ける美しいが残酷な鬼・堕姫。
煉獄の死の後、修行を積み重ねたきた炭治郎は、その成果をヒノカミ神楽で出すことができるでしょうか?また宇髄と鬼の戦いは見られるのでしょうか?
ますます過酷な鬼と人間の戦いから目が離せません!
最後になりましたが、遊郭に潜入した時の炭治郎、善逸、伊之助の女装姿は秀逸です。
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