「鬼滅の刃」は、政府非公認の鬼狩り組織である鬼殺隊の剣士・炭治郎を主人公とする物語。炭治郎の目的は、鬼と化した妹の禰豆子を人間に戻すことであり、その薬を作るためには強い鬼の血が必要です。
炭治郎は仲間達のサポートを受けながら、強い敵に臆することなく立ち向かいます。
そして8巻では、ついに十二鬼月の中でもトップクラスの強さを持つ鬼が登場します!どうなる、炭治郎一行!?
- 上弦の鬼対炎柱、両者の強さに圧倒される炭治郎達
- 上弦を取り逃がし、煉獄が死ぬ
- 炭治郎、ようやくヒノカミ神楽の手がかりを掴む
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目次
漫画|鬼滅の刃8巻(第62話〜70話)3行ネタバレ

鬼滅の刃の8巻には、9話収録されています。
まだこの作品を読んだことがない方にも、読んでいるけれども内容を簡単に知りたい方にも役立てるよう、簡単にあらすじをまとめてみました。
62話|悪夢に終わる
- 炭治郎、呼吸法で止血には成功するが動けないまま
- 人間に悪夢を見せて喜んできた鬼が、最後自らの滅びを悪夢と思いながら消えていく
- 鬼が滅んだはずの場所で大きな爆発音
63話|猗窩座
- 上弦の参・猗窩座が炭治郎達に近づく
- 煉獄が応戦
- 煉獄の強さに気を良くした猗窩座、煉獄に猛攻撃
64話|上弦の力・柱の力
- 煉獄の奥義と猗窩座の術がぶつかる
- 亡き母の姿を走馬灯で見る煉獄
- 最後の力を振り絞って猗窩座を拘束にかかる
65話|誰の勝ちか
- 瀕死の煉獄の拘束から逃れた猗窩座、太陽を避けるため移動
- 「逃げるな」と怒りをぶつける炭治郎
- 「お前なんかより煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!お前の負けだ!!煉獄さんの勝ちだ!!」
66話|黎明に散る
- 死を悟り、炭治郎達に言葉をつむぐ煉獄
- 後輩剣士達に後を託し、煉獄が死ぬ
- 煉獄の訃報を聞いて泣く者、鬼への怒りをあらわにする者
67話|さがしもの
- 子供に擬態し、一般家庭の子供の養子に入る無惨
- 猗窩座から報告を受けたが、成果のなさに苛立ちを隠せない
- 治療中の炭治郎は、煉獄の生家に向かっていた
68話|使い手
- 煉獄の父は、訪問してきた炭治郎を見て「日の呼吸の使い手」と声を荒げる
- 炭治郎と煉獄の父が大喧嘩になる
- 煉獄の弟・千寿郎へ煉獄の死に際について報告する
69話|前へ進もう少しずつでも構わないから
- 煉獄家にある書物に「日の呼吸」「ヒノカミ神楽」の秘密が隠されている可能性がある
- 千寿郎が修復を請け負うことを約束
- 炭治郎が刀を紛失したと知り、激怒の鋼鐵塚が蝶屋敷に奇襲
70話|人攫い
- 蝶屋敷で炭治郎、善逸、伊之助が鍛錬を続ける
- 音柱・宇髄天元が蝶屋敷を訪問
- 次の任務のために必要な人材を確保しにきたという
漫画|鬼滅の刃8巻(第62話〜70話)の感想

「黎明」という言葉を知っていますか?
夜が明けて朝を迎える頃、夜明けのことです。66話のタイトル「黎明に散る」の通り、炎柱・煉獄は朝日の中で息を引き取り(=散り)ました。
乗客の安全を確保しつつ鬼狩りを成功させられたのは、煉獄が1人で何人分もの働きをしてくれたからに他なりません。
煉獄に乗客の身の安全を任せられたからこそ、炭治郎と伊之助が鬼と戦うことに専念できたのですから。
登場回数こそ僅かですが、彼の言葉の端々から感じられる優しさに、死に行くシーンは涙なしには読めませんでした。
個人的ですが、煉獄の名言ベスト3はこちらです。
名言ベスト1「竃門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ」
太陽が昇ってくる前に立ち去ろうとする猗窩座に対して、ありったけの声で叫ぶ炭治郎を制止する言葉です。自分自身が瀕死の重傷であるにも関わらず、これ以上叫んだら炭治郎の傷が開くことを心配して声をかけるなんて、簡単にできることではありませんよね。
「叫ぶのをやめろ」とたしなめるのではなく、本当に優しく止めさせるんです。煉獄が言いたかったことは、「炭治郎が自分が誰も死なせなかったことを褒めてくれるのであれば、炭治郎自身もそれを守ってほしい」。
炭治郎も煉獄の気持ちを察し、猗窩座に向かうのを止めます。こんなシリアスな場面なのに、ちょっと冗談めかした言い方にも聞こえるこのセリフが好きです。
名言ベスト2「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を喰いしばって前を向け」
煉獄は、炭治郎が上弦との戦いに何もできなかったことを責めません。むしろ何もできなかったことを受け入れ、より強くなれと叱咤激励しているのです。
で、それに続くのが次の2のセリフです。
名言ベスト3「俺がここで死ぬことは気にするな 柱ならば後輩の盾となるのは当然だ」
自らの死を嘆くことも嫌がることもせず、残される者を気遣ってのこのセリフ・・・。
太陽が高くなるにつれて、煉獄が死に近づいていくという背景の描写も切なかったです。
ここまで読んだ上で、改めて66話のタイトル「黎明に散る」を見ると、読む前には感じなかったこのタイトルの素晴らしさが分かります。
単純に「煉獄の死」とか「煉獄との別れ」みたいな分かりやすいタイトルだったら、この感動も薄っぺらく感じるところでした
1巻〜8巻まで「鬼滅の刃」を読んできましたが、1番泣けるのはここだと思います。涙腺が弱い方は、ハンカチやティッシュを近くに置いておくことをオススメします。
また、余談ですが、煉獄が死んだ後の伊之助の言葉もグッとくるものがありました。

伊之助
死んだ生き物は土に還るだけなんだよ べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ
悔しくても泣くんじゃねえ

伊之助

伊之助
どんなに惨めでも恥ずかしくても生きていかなきゃならねえんだぞ
悔しくても泣くなと怒っておきながら、自分も号泣する伊之助。彼なりに炭治郎を励まし、そして自分自身にも言い聞かせているんだろうな〜と思うとここでも目が潤みます。
煉獄の死について熱く語ってしまいましたが、8巻では他にも進展がありました。
まずは、鬼サイド。
無惨、どうやら部下に「青い彼岸花」を探させているようです。
鬼は「藤の花」が苦手なようで、最終選別の会場となった山にもたくさんの藤の花が咲いていましたね。わざわざ無惨が探しているということは、藤の花とは逆に鬼にとってメリットがあるものなのでしょうか。
無惨が子供の姿に容姿を変えてどこかの裕福な家庭に引き取られた子供になっているのも、この情報が知りたいから?(どうでもいい話かもしれませんが、最近の無惨はコロコロ容姿が変わるので(下弦を殺した時は女装)、登場したところで無惨かどうか分からない時が・・・)
そして、鬼殺隊サイド。
炭治郎が煉獄の実家を訪れて知った、全ての呼吸の始まりと言われる「日の呼吸」。
日の呼吸と炭治郎の耳飾、そしてヒノカミ神楽の関係は?
炭治郎は炭焼きの家系に生まれた普通の子で、煉獄のように代々柱を担う剣士の家系ではないはずなのに、何故ヒノカミ神楽を使えるのか?
炭治郎自身は知りませんが、無惨が炭治郎に追っ手を放つのもあの耳飾りを見たからです。今できることは煉獄の弟・千寿郎の調査を待つことのみ。
謎は深まるばかりです・・・。
まとめ
煉獄の死は、炭治郎の心に大きな穴を開けただけではなく、鬼殺隊の戦力も大きくダウンしたことを意味します。
柱の1人を失った状態で、無惨や他の上弦の鬼達と戦い続けることはできるのでしょうか?9巻は音柱・宇髄の登場で一変ド派手な鬼狩りになりそうな予感です。
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