「鬼滅の刃」は、鬼狩りの少年・炭治郎が妹を鬼から人間に戻すために戦う物語です。
妹・禰豆子を人間に戻すためには、強い鬼を倒してその血を手に入れることが必要。それゆえ炭治郎はひるむことなく剣を振るい続けます。
これまでは禰豆子と共に鬼を倒してきた炭治郎ですが、3巻からは同期・善逸が加わっています。そこに新しくあの男が加わり・・・ということで、剣士達の動きも気になる4巻です。
- 炭治郎、善逸、猪の男=伊之助がつるむようになる
- 隊員が多数行方不明になっている山で、3人で新たな任務
- 蜘蛛の糸を操る鬼、人間を蜘蛛に変化させられる鬼、そして十二鬼月も!?
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目次
漫画|鬼滅の刃4巻(第26話〜34話)3行ネタバレ

鬼滅の刃の4巻は、9話収録されています。
簡単ではありますが、話の流れが分かるように各話のあらすじを3行でまとめてみました。
26話|素手喧嘩
- 禰豆子が入っている箱を守る善逸
- 鬼を庇う善逸に攻撃をしかける猪の男
- 傷ついた善逸を見て、炭治郎が激怒
27話|嘴平伊之助
- 猪の男は嘴平伊之助、実は炭治郎達と同じ最終選別で合格していた剣士
- ひと悶着の後、全員傷を治すため治療へ
- 箱にいるのが禰豆子であることを話す
28話|緊急の呼び出し
- 3人での新たな任務が決まる
- そこは、鬼殺隊の隊員同士で斬り合いをする残酷な山
- 「柱」2名に出動要請が下る
29話|那田蜘蛛山
- 蜘蛛の糸で操られている隊員
- 生きながら操られている者もおり、うかつに手を出せない炭治郎達
- 伊之助の空間認識で糸を操っている鬼=ターゲットを捉える
30話|操り人形
- 操られ人を攻撃することを嘆く隊員達の願い「自分達を殺してくれ」
- 炭治郎、起死回生の一手
- 怒り狂う鬼は更なる手を繰り出す
31話|自分ではない誰かを前へ
- 仲間の隊員に死で炭治郎がますます怒りを
- 鬼の操り人形・首のない鬼を炭治郎と伊之助で倒す
- 糸を操る鬼へ炭治郎が最後の一撃
32話|刺激臭
- 鬼を倒すが、仲間を助けられなかったことを悲しむ炭治郎
- 炭治郎達と別行動の善逸、蜘蛛の形をした鬼と遭遇
- 蜘蛛にさされた善逸の手、蜘蛛への変化が始まる
33話|苦しみ、のたうちながら前へ
- 蜘蛛への変化に混乱した善逸が意識を失う
- 眠った善逸、「霹靂一閃」の攻撃
- 攻撃しながら思い出していたのは師匠の言葉「誰より強靭な刃になれ」
34話|強靭な刃
- 善逸対蜘蛛の鬼が決着する
- 善逸が勝利するが、毒がまわり意識を失う
- 炭治郎と伊之助の前に更なる鬼が襲いかかる
漫画|鬼滅の刃4巻(第26話〜34話)の感想

新しい仲間の剣士・伊之助が登場しました。
この作品に登場するキャラクターは、被りものをするのが多いですね。鱗滝、鋼鐵塚に続いて3人目の覆面キャラです。
ただし、登場してすぐにあっさりとその素顔が明らかになった伊之助、お決まりの「素顔はイケメン」のパターンでした。言動や行動こそ荒々しいですが、黙っていればそこそこのお坊っちゃまに見えなくもありません。
伊之助が登場してからというもの、多少シリアスなシーンでも和らぐというか、ギャグっぽくなるというか、とにかく空気が変わる気がします。
ちなみに、最終選別で5人残ったはずなのに、現場に4人しか残っていなかったという謎がありましたが、その原因は伊之助です。
他の人よりも早く入山し、他の人よりも早く下山したから、炭治郎とは対面していないんですね。おまけに独学で呼吸法を習得し、育手も介さず最終選別に臨んだという異色の経歴。
鬼殺隊は、多少型破りでも強ければルールを外れてもOKという考え方なのでしょうか?伊之助の勢いに負けただけけもしれませんが・・・。
そんなドタバタな4巻で注目したいのが、伊之助の内面の変化ですね。
最初は本当に手もつけられない有様で、善逸を怪我させるわ、炭治郎と喧嘩をするわ、もう一同はてんやわんや。挙句には何故喧嘩をしていたのかもちょっと忘れる始末です。
ですが、炭治郎達と会ってから伊之助曰く「心がほわほわする」という感覚を味わうようになります。
- 治療中に滞在している間、家主の老婆に優しくしてもらえたこと。
- 炭治郎に「危険な山に一緒に入ってくれるといって嬉しかった」とお礼を言われたこと。
- 鬼の操り人形に殺されそうになった瞬間、炭治郎が助けてくれたこと。
山育ちで他の人と接触することはなく、仮に接触してもいつもの勢いで人から優しくされるということが極端に少なかったであろう伊之助。
初めての感情に嬉しさや戸惑いを感じていたのかもしれません。それに関連して、4巻で個人的にお気に入りのセリフがあります。

伊之助
一緒に戦おう 一緒に考えよう この鬼を倒すために 力を合わせよう
てめエエ!これ以上俺をホワホワさすんじゃねええ!!

伊之助
素直に「うん」と言えないところが伊之助らしいな〜と思いました。この後炭治郎がうまくフォローをしたので、2人の連携プレイが冴えました!
心が温かくなる=ほわほわ、という表現、良かったです。
さて、炭治郎と伊之助が連携して鬼を倒している間、善逸は何をしていたかというと・・・。ちゃんと1人で戦っていました。
戦う前は蜘蛛にさされて体が変わってしまうと、鬼が引くほど騒いでおりましたが、気絶してからが彼の本領発揮です。
そしてここで新事実。
ただ、技が1つしか使えないことを嘆くのではなく、この1つを極限まで磨き上げろというのが師匠の教え。
発想の転換ですね。
善逸はどんなに練習しても他の型ができない自分のことが嫌いだし、自分は周囲から期待されていないと昔から懐疑的。
それでも善逸に稽古をつけてくれた師匠の時間は無駄ではなかったということを証明したい。自分も人を守り、人を助け、人の役に立てる人間でありたい。
そんな夢を描きながら放つ「霹靂一閃」はこれまでの善逸で1番格好良いシーンだと思います!4巻は炭治郎と伊之助、善逸とそれぞれにオススメの戦闘シーンがあるので、楽しみにしていただきたいです。
最後になりますが、4巻ではいよいよ「柱」が2人緊急招集されました。
- 1人は穏やかな雰囲気の女性。鬼狩りというよりは、良家のお嬢様のようです。
- もう1人は炭治郎が鬼殺隊に入隊するきっかけをくれた冨岡です。
1巻で登場して以来久々の登場なのですが、炭治郎と禰豆子のことは覚えているのか?
階級が下の隊員が多く被害に遭っていることから、強い隊員を出動させることが不可欠と考えたのでしょう。柱VS鬼の戦いはまだ描かれていませんから、5巻以降の注目ポイントですね、
まとめ
炭治郎の仲間がどんどん増えてきましたが、それに比例するように鬼も強くなってきました。無傷で一撃で倒せるような鬼など存在せず、技の連発、時には連携等もしないと勝てなくなっています。
おまけに今回の敵は、本来群れないはずの鬼が家族として集団を作っているために、1匹倒してもまた次の鬼が・・・ということで次々と危険が襲ってきます。
4巻で登場した大型の鬼にはどのように対処していくのでしょうか?
柱が到着するまで炭治郎達は生き残れるのか?
以上、戦闘シーンも、心の機微も見逃せない「鬼滅の刃4巻」のまとめでした。
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