「鬼滅の刃」1巻は、2016年6月に発売された週間少年ジャンプの連載作品の1つです。
タイトルの通り「鬼を滅ぼすために剣を振るう」話なのですが、注目すべき点は主人公が倒したいのも鬼であり、守りたい存在もまた鬼であるという点です。
ただの少年が何故鬼を狩ることになったのか。壮大なストーリーが始まる予感のする第1巻のネタバレ、感想です。
- 炭治郎は留守中に家族を殺される
- 唯一生き残った妹の禰豆子が鬼になる
- 禰豆子を人間に戻す方法を探すため、鬼を殺す剣士を目指す
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目次
漫画|鬼滅の刃1巻(第1話〜7話)3行ネタバレ

鬼滅の刃の1巻は全部で7話あります。
それぞれ簡単にどんな内容かまとめました。
1話|残酷
- 炭治郎の留守中、家族が鬼に殺される
- 妹・禰豆子が鬼と化し、炭治郎を襲うが剣士・冨岡に助けられる
- 禰豆子を人間に戻す方法を探る旅が始まる
2話|見知らぬ誰か
- 炭治郎と禰豆子は、冨岡に教えてもらった鱗滝のもとを目指す
- 道中人喰い鬼に襲われ、交戦状態になる
- 鬼に止めを刺そうとした瞬間、お面の男が現れる
3話|必ず戻る夜明けまでには
- お面の男は、探していた鱗滝だった
- 鱗滝は炭治郎にある試練を与える
- 負傷をしながらも、炭治郎は試練をクリアした
4話|炭治郎日記・前編
- 鬼殺隊に入隊するための訓練が始まる
- 修行の間、眠り続ける禰豆子
- 鱗滝から最後の課題が出される
5話|炭治郎日記・後編
- 課題の「岩を斬る」ことがなかなかできない炭治郎
- 狐面の男・錆兎との実戦、謎の少女・真菰のアドバイスを受ける
- ある日炭治郎が錆兎の面を切ると、錆兎は消え、同時に岩も切れていた
6話|山ほどの手が
- 鬼殺隊に入隊するための最終選別への参加権を得る
- 最終選別、スタート
- 大型の鬼と対峙
7話|亡霊
- 大型の鬼は、鱗滝を恨むあまりにその弟子達を喰っていた
- 錆兎も真菰も、鬼に喰われていたことが分かる
- 炭治郎の一撃が炸裂
漫画|鬼滅の刃1巻(第1話〜7話)の感想

表紙や見開きに登場する炭治郎と禰豆子を見ていると、この2人は恋人同士?それともは恋人未満の関係?と思ってしまいますが・・・ただの兄と妹でしたね!
ということは、主人公の彼女に相当する女の子が今後出てくる可能性があるということでしょうか。
週間少年ジャンプの作品は、強いヒーローが存在するだけではなく、主人公の恋人になりえそうな異性が出てくるのが定番ですからね。
とりあえず、現段階でのヒロインは禰豆子のみといったでしょうか。
ただ驚きなのが、肝心のヒロインが1話目にして鬼になってしまうという衝撃の展開です。
冒頭に登場した幼い弟達の面倒を見る優しいお姉ちゃんの姿から、凶暴な鬼へと180度変わってしまいます。
この間、ほんの数ページの出来事。
セリフも最初に普通の会話をいくつかしただけで、後は叫び声のみ。おまけに途中からは眠ってしまうので、ストーリー中に登場することさえないニュータイプのヒロインです。
その点において、この「鬼滅の刃」という作品は、「ヒロインを守りながら戦う格好良いヒーロー」の漫画とは一線を画し、「ヒロインに助けられつつ成長するヒーロー」な漫画と言えます。
さて、1巻に掲載されていたのは7話分ということでちょっとボリュームが少なめでしたが、早速今後が気になる点が色々ありましたね。
成長著しい主人公
貧乏で、見たところ身体能力も高くなさそうで、どうみても優しさがとりえの普通の男の子にしか見えない主人公・炭治郎。
父親を亡くし、自らが父親代わりとなって家族のために一生懸命働こうとする真面目な少年です。
今のところ強みと言えるのは、鼻が利くところ、鬼をも倒す硬い頭(石頭)、あとは冨岡との交戦で見せた機転の良さくらいでしょうか?
主人公が強すぎて、無双状態で、勝って勝って勝ちまくる・・・というわけではなさそうです。
努力だけで並みの人間から鬼を倒す剣士になろうとしているので、これから鬼と戦うたびにハラハラドキドキさせられそうですね。
特殊な鬼?禰豆子の存在
人を喰わない鬼になった禰豆子。
太陽に弱いというのは他の鬼と同じですが、人間である炭治郎を認識した上に守ろうとする、人間を喰わない等他の鬼とは違うようです。
禰豆子が実は特殊な力を持っていて、その力のおかげで完全に鬼にならずに済んだのでしょうか?
あるいは、家族が襲われた時何らかの不測の事態が起こったのか?
他の家族が殺されたにも関わらず、禰豆子が唯一生き残った理由があるはずです。そして、本当に禰豆子は人間に戻れるのでしょうか?
炭治郎の究極の目的は「禰豆子を人間に戻すこと」であり、その方法を探る道はまだ始まったばかりですが、答えが何なのか今から気になりますね。
謎の剣士、冨岡義勇とは?
禰豆子襲われた炭治郎を助けてくれた剣士。
正確には、炭治郎を助けたのではなく、禰豆子を殺すために現れました。炭治郎にとっては敵ですが、世間一般にとって鬼を倒してくれる正義の味方
本来、正義の味方が鬼を倒すのは当たり前のことですが、妹の命がかかっている炭治郎は捨て身の攻撃で立ち向かいます。
人の話も聞かず禰豆子を攻撃しようとするので、頭の固いキャラクターかな?と思いました。
ですが、鬼になった妹を懸命に庇う炭治郎と、鬼でありながら人間を守ろうとしている禰豆子の姿を見て攻撃をやめてくれたという、実は話の分かる良い人。
鱗滝を紹介してくれたのも、彼がきっかけでした。1話以降全く登場せずですが、冨岡が見逃してくれたからこそ禰豆子は生きながらえたのです。
炭治郎にとっては、敵どころか恩人とも言える存在です。鬼殺隊に入隊したら会えると良いのですが。
鱗滝のお面の下は、どんな顔?
天狗のお面を被っている鱗滝。
一見すると変な人にしか見えません。ですが、炭治郎を修行させつつ禰豆子を介抱してくれる面倒見の良い人。
こういう被り物をしている人は、実はイケメンというのがありがちなのですが・・・果たして素顔が拝見できる日は来るのでしょうか?
そして「剣士を育てる」という役目を担っている以上、鱗滝自身も強いはず!今後鬼と戦うシーン等で剣の腕が披露されるのでしょうか?
さて、1巻の後半ですが、炭治郎は鬼殺隊に入隊するための最終選別に参加します。
ここでのクリア条件はただ1つ「鬼が出る山の中で、7日間生き延びること」。
剣士を目指す者が、7日間鬼から逃げまくって達成する、なんてワケにはいきませんから、戦って、戦って、戦いぬくしかないんでしょうね。
サラっと課題が伝えられていますが、クリアが難しいことは言わずもがな。他の候補者達もチラホラ出てきていました。
炭治郎のように血の滲むような修行をこなして来た人達なんでしょうが、果たして何人生き残ることやら。2巻以降は、炭治郎以外の戦う人達にも注目していきたいです。
まとめ
今回は『鬼滅の刃1巻』についてまとめてみました。
作者は、吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)先生です。あまり聞いたことのない漫画家さんだな〜と思って調べてみたら、なんと長期連載はこれが初めてなんですね!
自身の投稿作品をベースにこの『鬼滅の刃』を完成させたということで、これからそのお名前をたくさん聞くことになるかもしれない注目の漫画家さんです。
鬼が人を喰うということで、「怖い」「グロテスク」と思う方もいるかもしれませんが、現段階では炭治郎の修行がメインですので、あまり気にせず読めると思います。
タイトルだけで敬遠せず、とりあえず試しに読んでみてほしいです!
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